フローリングに張り替える工事は、大変に人気のある リフォーム工事の一つ。
フローリングと言っても材料が多岐にわたります。経済的なものでリフォームで用いられるものは、合板で製造されているフローリング素材となります。10年くらい前の商品の場合、日がよく当たるような場所ですと、表層の木が剥がれたりすることがありましたが、最近のフローリングですとクラックレスと呼ばれる剥がれにくく加工されているものがほとんどです。
マンション用・集合住宅用のフローリングですが、リフォームをするときには、防音タイプを用います。
床暖房の方法は、温水循環式と電気ヒーター式の2種類に分類されます。
温水式は、電気・ガス・灯油などの燃料で温水をつくり放熱する方式です。初期にかかる費用は、電気ヒーター式に比べると高いですが、ランニングコストは安いです。
電気ヒーター式は発熱体に電気を通し放熱する方式。熱源機が必要ないため比較的設備費が安くでき、一部屋のみの床暖房などに適していますが。ランニングコストは割高です。
洗面所やトイレの場所では、フローリングで仕上げるよりも、水に強いということでクッションフロアで床を仕上げることが多いです。
また賃貸マンション・アパートといったケースでは、コストパフォーマンスが高いということで、大家さんが好んで使っています。
※クッションフロアは、シーエフやCFと言われたり記載されています。
カーペットは一時期ダニの温床と騒がれたせいか、最近はあまり人気がありませんが、事務所などではタイルカーペットなどでよく使われています。
そもそも畳の上に敷いたりすれば、ダニのすみかになりますが、本来の施工方法をし、掃除をしっかりやれば、転んだときに怪我をしにくかったり、歩行音も出にくかったりとメリットもあります。また、冬場には温かくていいですね。高級なマンションやホテルでは一般的な床材として使用されています。
カーペットの種類は大変多いので、選び方が重要です。湿気を気にされる方はナイロンやアクリル素材のものがいいと思います。また掃除が楽な場合は、毛足の短いものを選ぶといいでしょう。