リフォーム前のLDKは、広くて大きな掃き出し窓が印象的で、 キッチンはタイル貼りの壁付けI型でした。リフォーム後は、玄関の位置が変わり2階に上がる場合は、LDKを通過するプランになりました。
タカラ社製のシステムキッチン リテラI型255を対面キッチン式に配置しました。シンクの上には吊り戸を付けずダイニングスペースと一体感が高いキッチンになっています。
リフォーム前のLDKは18帖でした。経年劣化した合板の床に沈む箇所がみられたためすべて解体しました。
玄関や廊下、和室をバリアフリーにするために床の高さ調整を行いました。
斜めに木材が取り付けられていますが、これが筋交い(すじかい)です。
釘で打ち付けられた既存の筋交いは、引き抜きや引っ張りに対して十分な保持力を持っていません。すべての筋交いに45ミリ×90ミリの接合金物を取付けました。
柱が梁(はり)や土台から抜けないように、柱の上部と下部には、N値計算で算出した接合金物を取付けました。
今回、LDKの天井高は変わりませんが、構造用耐震金物を取り付ける必要がある箇所は、部分的に解体しています。
LDKが完成しました。床は畳1枚分増えて19帖になりました。
水平方向に広く長い弓型の出窓は、トステム社製のデュオPG 出窓LJ型 (25611)です。