工事の計画を立てる前に、規約を知る必要があります。フローリング禁止や、防音フローリングの仕様、給湯器などです。フローリングが禁止であっても中には施工してしまったケースもあります。下階の住人は分からないと思って、住む人は工事してフローリングを張ってしまうのでしょうがすぐに分かります。下階の住人からうるさくなったと文句を言われ、マンション管理組合からは注意をされ、マンションに住みずらくなってしまった話はよく聞きます。そうなっては本末転倒です。規約に従い気持ちの良いリフォームをして頂きたいと考えています。
ユニットバス、システムバスルーム、キッチンのサイズを大きくしたいからといって、鉄筋コンクリートの壁を削ってはなりません。コンクリートかぶり厚が確保されなくなり、鉄筋がさびてしまいます。事前にどのような大きさのユニットバス、システムバスルーム、キッチンが入るのか、しっかりと計る必要があります。
リフォーム工事の一ヶ月前に工事案内書の提出や貼り紙の実施を行うという決まりがあるマンションもあります。工事を急ぎで行いたい場合は、注意が必要です。1週間前だからすぐに工事ができると思っても、お風呂やキッチンの設備機器はメーカーに発注してから2週間程度の納期日数が必要になりますので注意が必要です。
工事車両のための駐車場を確保する必要があります。比較的世帯数の多いマンションですと、来客用駐車スペースや空きのマンション敷地内駐車場を借りることができます。その場合は前もって利用手続きをしておくことがある場合がほとんどです。無い場合は、近所のコインパーキングを利用するか、短期間の月極駐車場を利用することで対応します。
マンションでリフォームする場合はエレベーターや廊下といった共有部を材料や職人が使いますので、戸建てのリフォームよりも挨拶廻りをしないといけません。弊社では、お忙しいお客様に変わって、挨拶廻りをします。