現在注文住宅や建て売り住宅はもちろん、一戸建てのリフォームでも、従来のタイル貼りの浴室ではなくシステムバスルームを採用する方が大半です。もちろん今でもタイル仕上げの浴室リフォームは、個性豊かなデザインを楽しめるので人気があります。
システムバスルームは、防水性能や保温性能がタイルを使った在来工法の浴室よりも優れていて、職人による品質の差異がないことが評価されています。またバリアフリー仕様となっているのが一般的で、浴室と脱衣所の出入り口の段差は5ミリ以下、浴槽のまたぎの高さを低く、床はすべりにくい材料を採用しています。
システムバスルームは床、壁、天井がそれぞれパネルで構成されています。工場にて生産された材料は精度が高く、漏水の心配がありません。パネルのサイズはオーダーできるものもありますが、大半は規格サイズから選択をします。規格サイズゆえに、あと1センチ柱間が広かったらもうシステムバスルームのサイズをワンサイズアップできたというリフォームもありました。
その場合は、リフォームしたらタイルだった以前の浴室の方が広くてよかったという意見も出ましたが、最近のシステムバスルームは設計改良が行われ、従来品に比べると広いバスルームを実現できるようになりました。
お掃除のしやすさは、断然システムバスルームに軍配が上がります。タイル風呂のように壁や床にタイル目地がなく、汚れにくくカビも付きにくい壁や、髪などを上手に捨てられるように設計された排水口で、浴室のお手入れはらくらくです。髪の毛を上手にキャッチして捨てられる商品にTOTOでは「らくポイヘアキャッチャー」、INAXでは「くるりんポイ排水口」などがあります。TOTOの「ヌメりま洗+」は銀イオン水を散布して排水口のぬめりや臭いを抑える洗浄機能があります。
自由に設計でき、防水性が高く、施工性がよいハーフバスルームを使ったリフォーム。システムバスルーム同様、すべりにくく乾きやすいカラリ床や段差の少ないユニバーサル設計の出入り口で安心です。トータルのリフォームの費用で考えると通常のシステムバスルームを採用した方がコストパフォーマンスは高いですが、個性的で防水性の高いものを作りたい場合にはおすすめです。
タイル仕上げの浴室には暖かみがあり、また思い通りの浴室が出来るということで採用する方もいます。四角形のスペースがとれない場合は、タイルで浴室をつくったほうが広く快適になります。洗面室と浴室の段差を少なくした排水ユニットでバリアフリー仕様や、掃除のしやすいパネルを壁にすることもできます。
ステンレス浴槽から豊富なカラーで高級感のある人造大理石浴槽にするだけでも気分よく入浴できるようになります。システムバスルーム/ユニットバスルームでリフォームするよりも安く工事代金をおさえることができ、今でも浴槽交換の依頼はあります。
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